並んだ見出しに透ける対立の時流

毎朝メールで届く、日経ニュースのクリッピング。今朝(8月4日)は、前日シンガポールで開催中のASEAN外相会談に絡む2題が上下で並んだ(写真)。

(上)「インド太平洋戦略、日豪外相が連携確認」は、同地域でのインフラ整備を念頭に置いた協力姿勢の確認。豪ビショップ外相のコメントは「自由で開かれ、包摂的で繁栄したインド太平洋地域の実現に向け」とあり、中国に釘を際していることは明らか。

一方で(下)「中国、「米抜き」演習提案」は、中国が南シナ海で米軍抜きの共同軍事演習を、東南アジア各国に提案したというもの。「中国が米軍参加へ拒否権を持てる内容」というものらしい。

同じ3日には、東京湾に英海軍揚陸艦が晴海埠頭に寄港した。覇権への野心と対抗という対立時流が、誰の目にも分かりやすくなってきた。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)