タイ貢献党の元下院議員 多くが軍系政党に寝返りか(バンコク週報)

タクシン派・タイ貢献党の元議員の多くが、親軍部とされるプラチャ ラット党に移籍する可能性があるとの噂が飛び交っている。 関係筋によれば、2011 年 7 月の総選挙で最多議席を獲得したタイ貢献 党はタクシン元首相の実妹であるインラック氏を首相とする政権を構え ることになったが、14 年 5 月のクーデターで軍部に倒されたこともあり 現在の軍政に批判的な姿勢をとっている。また、タイ貢献党は支持者に 農民が多く、農民が人口の大部分を占める東北部で人気があるが、ここ にきて、東北部出身の元下院議員の半数程度がタイ貢献党から、プラユッ ト氏が首相に選ばれるよう画策しているとの憶測もあるプラチャラット 党に鞍替えする可能性が囁かれることになった。一部では「東北部出身 の元下院議員のうちタイ貢献党にとどまるのは 2 割程度」との見方も出ているという。

関係筋によれば、今のところプラユット氏が再び首相に選ばれるかは 定かでないが、仮に続投の可能性が高いと判断される場合、タイ貢献党 の元下院議員らが勝ち馬に乗ろうとプラチャラット党に移籍することは 十分考えられるとのことだ。

(バンコク週報6月19日より転載)

タイ貢献党からの元下院議員離脱 原因は「愛情不足(?)」

主要政党であるタクシン派のタイ貢献党から東北部出身の元下院議員が離脱する可能性があると一部で報じられているが、これについて東北部出身の元下院議員の1人は6月19日、「彼らが離脱を考えているのは党から十分なバックアップを受けていないと感じているからだ」と説明した。

(バンコク週報6月20日より抜粋転載)