痴漢犯罪の押さえ込みに躍起のシンガポール

シンガポール警察が痴漢犯罪押さえ込みに躍起になっている。

2月26日に突然、2016年11月から昨年12月までに発生、容疑者が逮捕された8つのケースを立て続けに公表した。翌27日(昨日)、同時に公判が実施されるという機会をとらえたらしい。遡ること2月3日には、2017年の犯罪統計を発表していて、それによると2017年の痴漢犯罪は前年比22.2%増の1,566件。中でも公共交通機関での増加が目立ち、同60.5%増の207件だった。

ここ数年、ラッシュアワーの混雑ぶりは目に見えて悪化している。当局はかなりストレートなポスター(写真)を使って問題の周知に努めており、さらに監視カメラ、交通警察官の配置を増やすことを計画している。ちなみに、シンガポールでは痴漢(molestation)のことを「outrage of modesty」というらしい。

シンガポール政府はこれとは別に27日、事件事故現場の「実況」を禁止する法律を議会へ提出した。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)