人口急増の豪、さらなる移民抑制懸念

人口約2400万人のオーストラリア。今後30年で1200万人増えると予想され、日本には羨ましいところだが、目下の悩みは人口の急増にインフラ整備が追いつかないことだという。

豪州政府機関の豪州インフラ員会(Infrastructure Australia)が発表したところなどによると、約500万人を擁する(2017年4月時点)シドニーは2047年には750万人超に。約470万人(同)のメルボルンは同年に730万前後になり、2050年にはシドニーと肩を並べるとも言われる。現在235万人(同)のブリスベンは400万人に迫る。豪州インフラ員会は、計画的、戦略的な住宅政策、公共交通の整備などを進める必要性を説いている。

複数メディアは、インフラ不足を理由に移民のさらなる流入制限を主張する声を出始めていることも伝えている。流入移民には厳しい政策をとるオーストラリアだけに、国の人口政策はやや気になるところだ。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)