2017年汚職ランキング

Transparency Internationalが2017年のCorruption Perception Indexを発表した。世界180カ国が対象で、汚職度合いスケール0(最悪)から100点(クリーン)でランク付けされる。2017年のトップは、1位ニュージーランド、2位デンマーク、3位にフィンランド、ノルウェー、スイス。最下位は、シリア178位、南スーダン179位、そしてソマリア180位。

アセアン加盟国では、シンガポールが84点で唯一トップ10入りして6位で、ブルネイ62点(32位)、その他8カ国は50点未満。インドネシアは5年前に比べて5点改善した。Transparency Internationalは、汚職撲滅委員会(KPK)の積極的な汚職取り締まりと、市民レベルでの反汚職の広がりとKPKへの支持を改善理由に上げた。フィリピンは汚職が広がり、報道の自由も脅かされているという理由で去年よりスコアを下げた。カンボジアに関してはスコアは変わらなかったものの、「市民社会への抑圧が懸念される」とした。

東南アジアでビジネスをする上で、汚職は最大の懸念事項の一つ。定期的に出されるこのようなランキングと、ビジネスをする側の本項読者の実感値にズレがあるなら、日頃の目配せの中で何かの見落としがあると思った方がいい。

アセアン加盟国の順位
シンガポール:6位(84点、2016年84点)
ブルネイ:32位(62点、同58点)
マレーシア:62位(47点、同49点)
インドネシア:96位(37点、同37点)
タイ:96位(37点、同35点)
ベトナム:107位(35点、同33点)
フィリピン:111位(34点、同35点)
ミャンマー:130位(30点、同28点)
ラオス:135位(29点、同30点)
カンボジア:161位(21点、同21点)

(Hummingbird Advisories 白新田 十久子)