「ミャンマーが北朝鮮から武器購入」と国連

民政移管がなかなか進まないミャンマーが、北朝鮮からロケットランチャーや地対空ミサイルなどを購入したと、米紙The Wall Street Journalが国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネル報告書を引用して報道。その後Reutersや日本の各紙も追随した。パネルは、北朝鮮から石炭が輸出された2017年の計39件を調査したもので、ミャンマーの情報は「パネルメンバー国からもたらされた」として、国は特定されていない模様だ。

両国の軍事関係を巡ってはミャンマー政府が2017年4月、国連安保理の北朝鮮制裁決議を受けてヤンゴンの北朝鮮大使館にいた二等書記官(武器輸出を担当する朝鮮鉱業貿易開発会社所属)に追放を命じたことが明らかになっていた。しかし2017年7月には、米国国務省の北朝鮮担当特別代表がアウンサンスーチー・ミャンマー国家顧問と会談、北朝鮮との軍事的なつながりを解消するよう求めたとされ、依然として関係が続いている可能性も指摘されていた。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)