「アジア2018年」ものセミナー、花盛り

新年のこの時期、各団体が今年のアジア見通しセミナーを実施している。JETRO(10日)、Thomson Reuters(11日)がシンガポールでそれぞれ主催するものに今年も出席した。

例年と違って面白かったのは、共通点が多かったこと。1)中国のイノベーションのスピードへの賞賛・感嘆、2)インドネシアの「Go-Jek」に代表されるネット基幹サービスが中間層底上げに大きく寄与をするだろうことへの驚き(写真はジャカルタのルーフトップ・バーからの夜景)、3)中国「一帯一路(”Belt & Road”)」に躊躇しながらも参加へなびく空気、である。

違いが際立ったのはインドへの姿勢。JETROセミナーでは、登壇者がおしなべて「日本企業進出は相変わらず難しい」で一致する一方、Thomson Reutersでは「投資の魅力は大きい」との見解でこれも一致。後者は全員投資家が登壇者だったことも影響した。それでも、インドに時間がほとんど割かれなかったのは両セミナーとも共通していた。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)