KLで続くインド人誘拐(インド人だけ?)

マレーシアの首都クアラルンプール(KL)で、旅行中のインド人男性が繁華街で誘拐され、11月11日に遺体で見つかった。殺された理由は身代金を払わなかった(払えなかった)からとされる。このニュース、マレーシア側では全く確認できないが、インドのニュース、また世界的に誘拐交渉で有名な英国企業のニュースレターには掲載がある。

今年1月には、出稼労働者とみられる別のインド人がKLで2016年末に誘拐され、身代金を要求されている。SNSでのキャンペーンを家族や有志が展開しているが、その後の展開は不明だ。ネットを見ると、他にもいくつか似た事例が出てくる。

在マレーシアのインド大使館ウェブサイトには、「マレーシアに滞在するインド人労働者への重要なアドバイス」として、インド国内9言語で作成された40秒のビデオクリップがアップされている。また少し古いが、2011年にはインド外務省がマレーシア渡航予定者に注意喚起しており、類似事案が頻発している様子が伺える。

ちなにも、在マレーシアの日本大使館サイトには、「クアラルンプール(KL)市内では、今年に入りひったくりが急増しており、KL市警察本部では市民に警戒を呼び掛けています」とある。米国外交政策の転換と合わせ、KLの治安は今後も悪化の要因が尽きない。