シンガポール: 子どもが一緒になるなら中華系か白人(調査結果)

8日、シンガポールの政策問題研究所(Institute of Policy Studies)とChannel NewsAsiaが共同で民族の違いからくる意識調査を行った結果を発表した。国民の民族構成はCMIO(Chinese, Malay, Indian, Others)で分類され、現在の構成は中華系75%、マレー系15%、インド系7.5%、その他1.5%である。「その他」はEurasian(ユーラシア系)の人をさすことが多いが、最近は移民や民族間・国際結婚が増加し、構成が変化しているとみられる。

今回の調査では興味深い質問がされた。一つは「真のシンガポール国民として受け入れられる民族は?」である。90%以上の回答者がマレー、中華、インド系、84%以上がユーラシア系と答え、国家を構成する4民族がほぼ並んだ。次いで日本人(75.5%)、韓国人(75.3%)、フィリピン人(69.9%)で、街中で見かける人種構成から違和感がない。

この回答が「優等生」的と気づくのは、次の質問への答えだ。「自分の子ども、または孫がお付き合い(dating)するなら、どの民族(ただし自分の民族を除く)がいいか」である。結果は、95%が中華系、75%が白人(Caucasian)。人種のるつぼと表現されるシンガポールだが、子どもや孫が一緒になってくれる相手は、マジョリティの中華系か、そうでなければ白人がいい。それが将来のため、と考えるのか。なんともプラグマティックだ。

(Hummingbird Advisories 佐藤 剛己)