海外展開での「べからず」

在京業界団体で東南アジアのビジネス・リスクの話をさせていただいた。参加者はエンジニアリングや近接業界の方が多く、リスクにかけては百戦錬磨。こちらは脇を締めて、経験的な東南アジア課題や「べからず」を紹介した。

課題編では、やはり贈収賄対策ではメモを取る方が多かった様子。日本外交の利害とビジネス戦略は一致しない、という点にはみな苦笑いしていたのが印象的。「駐在員が戦っている最たる相手は日本の本社」と言ったら、みな苦笑していた。

「べからず」の5点は次の通り。

  • 社内ルールばかりに寄り添う
  • 内製主義
  • 日本人(語)環境だけから情報を集める(今より潤沢に、でも効率的に情報収集するにはまずは英語から)
  • 相手(協力会社、投資先)の自己申告を信じる
  • 官を鵜呑みにする

この団体に導いてくださった方のご指南もあり、シンガポールのCovid-19対策もご紹介。全体70分のうち15分はこちらに費やしたが、こちらの方が、皆さん真剣だった。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)