日本で決まりかージャカルタ・スラバヤ間鉄道改良プロジェクト

South China Morning Postの記事によると、インドネシアで中国との調整を任されているルフット・パンジャイタン海事調整相が、「インドネシアは、ジャカルタとインドネシア第2の都市スラバヤを結ぶ鉄道の改良プロジェクトのパートナーに(中国より)日本を好んでいる」と強調。「中国がこのプロジェクトを獲得するのは難しい」「日本で前進している」などと、記者の質問に答えて確認した(写真は日本外務省2018年12月の資料より)。

2015年にジャカルタ・バンドン間の高速鉄道建設が中国に発注されて以降、パンジャイタン海事調整相はジャカルタ・スラバヤ鉄道プロジェクトを日本へとの意向を示していた。一方、今年3月に第1フェーズが完成したジャカルタ都市高速鉄道(MRT、地下鉄)は、着工から5年半、日本の円借款で完成した。

パンジャイタン海事調整相は今回の記者との質疑応答で、日本との覚書はまだ署名されていないと強調した上で、今回のプロジェクトについて「日本がなんでもできるわけではない。MRTプロジェクトの時のように、インドネシアへの技術移転を妨げるべきではない」と、日本がインドネシアの原材料を使い、インドネシアに技術移転することを望んでおり、そのための条件も課しているとした。ジャカルタ・スラバヤ鉄道プロジェクトについてはインドネシア政府は、2020年の着工、2023年の完成を目指している。

(Hummingbird Advisories 白新田 十久子)