カンボジア・ビル倒壊、「無許可物件確認できない」との指摘

カンボジア・シアヌークビルで22日に起きた建設中ビルの倒壊事故は、24日時点で亡くなった方が28人に達した。ほとんどがカンボジア人だったという。中国企業が建設していた工事は無許可で、中国人工事関係者ら複数が警察に拘束された。

はやくも「中国式おから工事」(工費をけちってコンクリートにゴミなどを混ぜる)だったのではないかという観測が出ているこの工事。事故を受けて、国外から反政府派を指揮するサム・レンシー氏がツイッターで出したコメントが興味深い。「他にいくつの建設計画が無許可なのか(カンボジアでは)知るすべがない」。つまり最低限の「basic supervision and security」さえもない、というのだ(写真は、氏のツイッターのスクリーンショット)。

中国企業だけでなく、日系でもカンボジアで不動産開発に乗り出したり、物件販売を手がけるところは多い。その内情は日本企業にも影響が出る。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)