ミャンマー、北部紛争地でインターネット強制遮断

ミャンマーで紛争の続く北部ラカイン州とチン州の9つの村で先週金曜日からインターネットが一時的に遮断されているようだ。インターネットプロバイダーのTelenor Groupによると、運輸・通信省から全てのテレコム企業に9村でのインターネットを一時的に遮断するよう指示があった。軍の報道官は、記者会見で、遮断について全く知らされてなかったとしている。

ラカイン州での紛争は収束の気配が見えない。インターネットを遮断したところで、収束の糸口が見えるとは思えない。逆に、紛争から逃げる人々が実際にどういう状況にあるか、どういった物資を必要としているかなどの情報が支援団体や自治体に届かなくなってしまい、現地の状況はさらに無秩序になってしまう恐れがある(写真はバングラデシュに避難するロヒンギャ難民、2018年2月14日、Voice of America)。

今回の指示がどういった経緯でされたかは明らかでないが、紛争避難民をさらに困難な状況に追い込んでしまう。紛争の現場は更なる混乱が予想される。

(Hummingbird Advisories 白新田 十久子)