12月9日は国際腐敗防止デー

「『金こそ全て』という治世では、賄賂を渡す、もらうという行為が人の暮らしと文化の中で、殊にマレー人の間で、価値あることになった」(During the reign of   “cash is king” or “money is king”, the practice of giving and accepting bribes became one of the values of life and culture, especially among the Malays)。マレーシアのマハティール首相が5日、自身のブログで呟いたらしい。前政権と、その残滓への強烈な批判だろう。同氏も前政権時代は相当な汚職に手を染めた、との批判もあるが、東南アジア各国政治の専政化が進み、汚職の温床が醸造されつつあることを鑑みれば、地域全体への警鐘でもある。

折しも国連薬物犯罪事務所(UNODC)は6日、年間1兆米ドルの賄賂が支払われ、これにより2兆6000億米ドル分の公共予算が私腹を肥やすためのカネに化け、貧困拡大の原因になっているとのクリップを出した(写真)。

12月9日は、国際腐敗防止デーである。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)