ヤンゴンのホテル開発

ホテル建設ラッシュが進むヤンゴンで、対照的な出来事があった。

ミャンマーのShin Ye Htut(シン・イェ・トゥ)Groupが、同名のホテルを11月末の開業した。日本人向けホテルで、観光地としても有名なシュエダゴン・パゴダやインヤー湖、日本大使館などに近いといい、1階が日本企業向けのオフィスがあり、客室数は40室が当てられている。

一方、日本の京王電鉄が地元企業Adventure Myanmar Tours & Incentives (アドベンチャー社)と計画していた、同じヤンゴンでの日本人向けホテルの建設について、同電鉄が中止を発表した。日本品質を売りに約400室を予定していた。NNAなどによると、合併会社設立のための契約条件で合意に至らなかったという。協議内容は明らかではないが、アドベンチャー社が抑えていた土地は、2014年にミャンマー投資委員会(MIC)から認可を受けていた開発計画で、約3万平方メートルの元国立防衛学校跡地。アドベンチャー社が政府からリースを受け、BOT方式で開発を進める予定だった。この土地は従前、別の会社が開発認可を受けていたのが、こちらも計画が頓挫。後をアドベンチャー社が引き継いだ形になっていた。

2つのホテル計画に関係はないが、試合巧者がどちらかを示す好事例になるのではないか。

(Hummingbird Advisories  佐藤 剛己)